海外サーバーをレンタルしたい人が気になるサーバーの表示スピードについて

海外サーバーをレンタルしたい人が気になるサーバーの表示スピードについて
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やっぱり海外サーバーの表示スピードって遅いのか?

今回の記事では読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。今回の質問のテーマは海外サーバーの表示速度についてです。

海外サーバーを使ってウェブサイトを運営したいと思っている方にとって、サイトの表示スピードつまり、サーバーの速度は気になるところだと思います。

今回は頂いた質問を元に色々な情報を使って各ホスティング会社のサーバーの表示速度を調べて比較してみました。

中々日本では紹介される事のない情報だと思いますので、他の読者の方の参考になればと思い、今回記事として紹介してみました。それでは、まずは頂いた質問をみていきましょう^^

読者の方の質問はこちら:

運営者様

突然のご連絡失礼致します。海外のサーバーを探すにあたってこちらのブログの記事を読むに至りました。ありがとうございます。

この度サーバーの件でご質問をさせて頂きたくご連絡をさせて頂きました。

海外のサーバーを契約するにあたって求める条件と致しましては、以下を考えております。

・ある程度の価格帯(高すぎない)
・表示速度
・サーバー会社の信用性
・技術的に設定が難しくない

それで、運営者様はA2Hostingというサーバーを利用されているという事で興味を持ちました。

こちらのブログもA2Hostingで運用されていると思うのですが、表示速度を図る外部サービスで見た所、平 均して3秒近くかかっておりました。

前置きが長くなりましたが、ブログ内で「Prime+SSD」にすると早くなると記載がありましたが、それでも3秒近くかかってしまうのでしょうか?

私もWordpressの運用を考えておりますので、恐らく表示速度は変わらない気が致しました。希望と致しましては1秒を切りたいと考えています。

また、上記の条件に合致した海外サーバーはご存知ありませんでしょうか?

尚、私は技術にそこまで詳しく無いため、AWS等のサーバーは現時点では少々難しいと考えております。

まずは、当サイトをご覧頂きありがとうございます。そして質問ありがとうございます^^ それでは、頂いた質問に早速答えてみたいと思います。

一般的な海外サーバーの表示速度に関して

ウェブサイトの表示速度は、SEOにとても重要な点なのでサーバー会社を選ぶ際にはウェブマスターであれば必ず表示速度を考える必要があると思います。

表示速度が遅いとそのウェブサイトのページランキングが下がる恐れもありますからね。そして、日本のサーバーよりも海外サーバーを選ぶ理由は沢山あります。

勿論、それは個人のニーズによってもかわってくると思いますが、殆どの場合、海外サーバーは日本のサーバーよりもコストや機能面を比較すると安いです。

そして、色々な種類のサイト(アダルトなど)のホスティングの可能なので、そういったニーズがある日本人のウェブマスターは自然と海外サーバーを選びます。

しかし、日本のサーバーと比べるとどうしても物理的に遠いところに設置されているので、表示速度が遅くなります。

ウェブサイトの表示速度には様々な要因が関係していますが、一般的には「サーバーがユーザーから遠ければ遠いほど」速度が遅くなるという傾向はあります。

ですから、日本のサーバーと海外のサーバーを比べると、同じハードウェア・ソフトウェアのサーバーでも日本のサーバーの方が早い事が多いです。それは単純に物理的な距離の問題です。

他にも表示速度に影響を与える要素がいくつかあります。例えば、ユーザーのデバイス(ハードウェア)・インターネット回線・環境の問題によってはウェブサイト表示速度が変わってきます。

こればかりは、ウェブサイトの管理人であっても直す事は出来ません。これらはユーザーの環境によって起こる問題だからです。

例えば:

  • ユーザーのインターネット速度(自分のウェブサイトの表示速度が速くてもユーザーのインターネット環境が悪いとサイトの表示速度が遅くなります)
  • ユーザーが使っているブラウザー(グーグルクロームやファイアフォックスは特に早いですが、アップデートによってランキングが変わります)
  • ユーザーが使っているデバイスのフリーメモリー(メモリーの少ないデバイスを使うとサイト表示速度が遅くなります)

しかし、以下のような要素はウェブサイトの管理人の努力次第で改善出来るポイントです。

例えば:

  • サーバーの場所(遠ければ遠いほど遅くなります)
  • サーバーのハードウェア・パワーなど
  • httpリクエスト数
  • ウェブサイトにあるアプリケーション数
  • ウェブサイトの「重さ」(大きい写真などを多用するとページの表示速度が遅くなる)
  • サイトのトラフィック(トラフィックの多いサイトは表示速度が遅くなる)

私は、現在「A2 Hosting(A2ホスティング)」と、「InMotion(インモーション)」をメインに使っていますので、他の海外サーバーの表示速度について詳しく調べきる事は出来ません。

その代わりに私は数多くの海外のサーバーレビューサイトで表示速度について詳しく調べてみました。

こちらのサイトの記事:「THE FASTEST WEB HOSTS OF 2017」 によると、現在「DreamHost(ドリームホスト)」が最も表示速度の早いシェアサーバーになっています。このサーバーの平均速度は0.83秒です。

次は、1&1 Web Hostingというサーバー会社です(私はこのサーバー会社をまだ紹介していませんが、後日詳しく分析してサイトにアップする予定です)。

その二つのサーバー会社の平均速度は1秒以下になっています。他のサーバー会社は全て1秒以上かかります。このレビューサイトの管理人はアメリカ在住なので、自動的に日本のユーザーよりも表示スピードが速いです。
このサイトの管理人はA2 Hosting(A2ホスティング)の表示速度を計った際に、「1.33秒」になったようです。

海外サーバーの表示速度についてまとめ

最終的な意見になりますが、海外サーバーを使うとやはり物理的な距離も関係して日本のサーバーよりも表示速度が少し遅くなります。

サーバーを選ぶ際に「サイトの速度」を最も大切なポイントにしているのであれば、海外サーバーではなく、日本のサーバーにした方が良いかもしれません。

1秒以内の表示速度は海外サーバーでは難しいと思います。しかし、ウェブサイトの仕様やつくり、重さによっては日本のサーバーでも1秒以内の表示は難しい場合があると思います。

2秒以内で表示するという事を目指すのであれば色々な選択があるのではないかと思いました。

参考サイト:「海外のサーバーレビューサイトによる平均的表示速度

  • DreamHost・・・0.83秒
  • 1&1 Web Hosting・・・0.92秒
  • iPage・・・1.07秒
  • GoDaddy・・・1.11秒
  • A2 Hosting・・・1.18秒
  • GreenGeeks・・・1.2秒
  • InMotion Hosting・・・1.26秒
  • Bluehost・・・1.33秒

最後になりますが、私は個人的にDreamHostをお勧めしていません。その理由としては、DreamhostはBluehostなどと同じ親会社であり、このグループに吸収合併された際に「サービスが悪くなってしまった」という評判がとても多いからです。

私が知っている限り、1&1 Web Hostingは独立した会社で、まだパーソナルなサービスを提供している会社です。

1&1 Web Hostingについて色々と調べてみましたが、サーバーはアメリカとヨーロッパにあります。そして、この会社のシェアホスティングはとても安い(月$0.99~)ですし、評判も良かったです。

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